出産祝いに贈るものをネットで調べていると、結構「それ、絶対もらってもうれしくない…」というようなものを平気で「おすすめ1位!」なんて言っているサイトが多いって知ってました?
なんとなく、キャラクターがついてて派手で可愛くて…って、気持ちはわかるのですが、もらう方にも好みがあったり、育児方法によっては全く使わないものだったり。
せっかく気持ちを込めて贈るんだから、心から喜ばれるものを贈りたいですよね。
ここでは、年間180回もの赤ちゃん向けのイベントを開催し、1000名以上のママたちと直接触れ合っているスタッフが、ママたちから出産祝いについて聞いた情報をもとに、本音すぎる「出産祝いでもらって嬉しいもの」情報をまとめてお伝えします。
……ちなみに、ここでは結構辛口な意見を寄せてくれたママも、贈ってくれた心遣いには本当に感謝していますし、相手にも「ありがとう」と嬉しい気持ちを伝えていますので、人間関係としてはたぶん、何を贈っても大丈夫です。
本当に心から喜んで欲しい。
役に立って使ってもらえるものを贈りたい。
そんな思いのある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
出産祝いを選ぶ前に知らないと恥ずかしい!?マナーを再確認
身内や友人などに赤ちゃんが生まれたときに贈る「出産祝い」。
「出産祝い」は名前の通り赤ちゃんの誕生を喜ぶ気持ちをこめたお祝いのことです。
生まれた赤ちゃんに「この世界へようこそ」「お誕生おめでとう」という喜びの気持ちを込めるのはもちろん、出産という命がけの仕事を終えたママに「お疲れ様」「よくがんばったね」というねぎらいの気持ちを込めたお祝いです。
特に、一番最初の「無事な出産報告を受けてから」というのは気をつけてください。
妊娠出産は、最後の最後まで何があるかわかりません。
予定日まで順調だったのに、突然悲しい結末になってしまうこともあるのです。
そんなときに御祝いを贈ってしまったら、贈られた側を傷つけることにもなってしまいますよね。
もちろん、産前に大体どんなものを贈るかを考えておくのは大丈夫ですが、最終的に贈る場合には「予定日過ぎたからそろそろ贈っちゃおう」なんてことがくれぐれもないように注意してください。
出産祝いを渡すのに最適な時期は?
無事出産の連絡を受けたら「すぐに渡さなきゃ!」と思いがちですが、ちょっと一呼吸。
基本的に、赤ちゃんを産んだあとの一週間程度はママと赤ちゃんは入院中です。
退院後も、赤ちゃんを産んだばかりのママは体力も落ちていて、まさにボロボロの状態。
一般的にはお七夜(産後一週間)のお祝いからお宮参り(産後一ヶ月程度※地方による)の期間に渡すのが目安とされています。
身内(親族)であればお七夜のお祝いの際に渡すのもありですが、友人知人などの場合は出産後2~3週間で少し生活が落ち着いてきた頃に贈るのがベスト。
出産祝いの金額相場
贈る相手 | 金額の相場 |
---|---|
友人・知人 | 3,000円~10,000円 |
上司・先輩 | 5,000円~10,000円 |
同僚・部下 | 3,000円~5,000円 |
親戚・親族 | 3,000円~30,000円 |
兄弟・姉妹 | 10,000円~30,000円 |
娘・息子 | 10,000円~50,000円 |
価格の幅はすべて関係性の深さの差と考えて大丈夫です。
仲の良い友人なら多めに、年賀状程度の付き合いなら少なめでもok。
職場で送る場合は、みんなでお金を出し合って贈るということもよくあります。
人数が少なければ一人2、000円~3000円。
人数が多い部署なら、贈り贈られの回数も多くなるので、一人500円程度というところも。
出産祝いに使うのし、祝儀袋のマナー
「のし」やご祝儀袋を選ぶにあたり、出産祝いのときは、「何度あっても嬉しいこと」なので、水引が蝶結びのものを使います。
手書きで書き入れるのであれば、薄墨は避け、ハッキリとした黒の筆、筆ペンもしくはサインペンで記入します。
※万年筆やボールペンは失礼にあたるので避けましょう。
表書きは四文字を避けた「御出産御祝」、「御祝」が無難です。
※「御出産祝」でもNGではありませんが、4文字を気にする方もいますので要注意。
連名の場合は、右から五十音順に記入します。四名以上の場合は、代表者名を記載し、右隣に「外一同」と書き添えて、全てのメンバーの名前を記載した別紙を同封しましょう。
※職場の場合は、五十音順ではなく役職の高い方から順に記載します。
おすすめの出産お祝いメッセージ
出産を喜ぶ気持ちを素直に伝えればokです。
「ご出産おめでとうございます。
新しい家族が増えて、幸せないっぱいの日々をお過ごしのことと思います。
お忙しい日々が続くかと思いますが、お二人で力を合わせて素敵な家庭を築いていってください。
ベビーちゃんにお会いできるのを、楽しみにしています!」
職場の上司に送る場合や、親戚の場合は、多少かしこまった文章が良いかと思いますが、友人知人、兄弟などであれば、普段どおりのくだけた文章でもok。あなたらしい、気持ちがこもった文章が一番です。
喜ばれる出産祝いを選ぶコツ
ベビー服を贈るなら80cmサイズ。季節は半年後を目安に。
赤ちゃんは産後一ヶ月は基本的には外出しません。
また、2,3ヶ月くらいは授乳間隔も短く、ママの体力も完全には復活していないので、あまりちゃんとしたお出かけは出来ないことが多いのです。
生まれた季節にもよりますが、家にいる間は肌着だけで過ごすことも多いので、小さなサイズのベビー服をもらっても、あまり着せる機会がありません。
一般的に出産祝いに最適なベビー服のサイズは80cmと言われているのは、このためです。
また長く使ってほしいのであれば、つなぎのロンパースタイプよりも、上下がセパレートなものがおすすめ。赤ちゃんがハイハイしたりつかまり立ちするようになると、寝っ転がってじっとしているのが難しくなるので、セパレートのほうが着替えやオムツ替えが楽なのです。
出産祝いというと、ロンパースのイメージがありますが、実際に両方もらった経験からすると、セパレートのほうが倍以上の期間使えてありがたかったです。
名前入り(名入れ)アイテムもうれしい
「出産祝いならでは」なのが、名入れアイテム。
ママとしては、なかなか自分では名前入りのアイテムを購入することがないので、ちょっと特別感があって嬉しかったです。
ただ、ローマ字表記のときは注意が必要です。
たとえば「しょうこ」ちゃんだとしたら「syouko」なのか「syoko」なのか「shouko」なのか。
どのローマ字表記を使いたいのかは、結構こだわりのある世界です。
こだわりはママ&パパによって異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
また、時代の流れというか、ちょっと嫌な話なのですが、名入れに関してはあまり目立ち過ぎないほうが安全です。
誘拐事件のときなどに、名前を呼びかけられてしまうと、小さな子どもは警戒せずについていってしまうのです……。
タオルやスタイ、マグなどの小物への名入れなら、遠目からは目立ちませんし、落とし物をしても安心なのでおすすめです。
「何が欲しい?」と直接聞くのが一番確実
育児用品に関しては、ママが自分で用意したい物があったり、すでに持っているものがあったりするとかぶってしまいがち。
また、育児方針によっては「紙おむつは使わない」とか「哺乳瓶は使わない」ということがよくあります。
確実に喜んでもらうのなら、「欲しいものはなにかある?」と聞いてあげるのが一番。
もし、相手が何を頼んでいいのかわからないようなら、「〇〇と〇〇と〇〇だったら、どれがほしい?」と3択くらいにして聞いてあげると親切です。
プレゼントを相手に聞くのはマナー違反なんじゃ?と思われるかもしれませんが、出産祝いに関しては、マナー違反にはなりません。
むしろ聞いてもらって、本当に必要なものを贈ってもらえるほうが嬉しいのです。
ママたちが嬉しかった心遣い
プレゼントを貰えるのはもちろん、ちょっとした心遣いがすごく嬉しかった!というママも実は多いのです。
私達が経験した、実際の「これは嬉しかった!」なコメントをご紹介します。
「やっぱり、欲しい物を聞いてから贈ってくれるのが嬉しかったな。
育児グッズって、必要なものがいっぱいあるんだけど、リクエストして贈ってもらったものは即戦力で、本当に助かった(30代ママ)」
「赤ちゃんを見せてあげたかったんだけど、帰宅してから人を招くのは大変だからって、病院にいる間に、お祝いを持ってお見舞いに来てくれた友人がいました。
当時はそういうものなのかな?と思っていたけど、退院して帰宅してからは、化粧する余裕もないし、掃除なんて全く出来ない。
誰かが来てくれても、家ではおもてなしなんてできるような状況じゃなくて、さすが経験者…と思ったなぁ(20代ママ)」
「お酒好きの私が妊娠してから禁酒しているのを知っている友達が、授乳が終わったら飲みなって、大好物の赤ワインを贈ってくれたのは嬉しかった!
リビングに飾ってあるワインを開けるのを楽しみに、子育て頑張ってます。
出産祝いって赤ちゃんの物が多いけど、自分がもらうのも嬉しいよね(30代ママ)」
ママの本音だから失敗しない!もらって嬉しい人気のプレゼントBest10!
「大きな声では言えないけど、これが本音!」というランキングを、実際に出産祝いをもらったことがある現役ママ達が頭をしぼって作り上げました。
大切なのは、品名ではなくて前後についている「ちょっと高級な」とか「おしゃれな」という形容詞。
ぜひ参考にして、「本当にもらって嬉しい出産祝い」を贈ってあげてくださいね。
ランキングはあくまでも「相手の好みがよくわからない」「何がほしいかわからない」場合の一般的に失敗が少ないおすすめです。
たとえば、基本的にどれもキャラクターものはNGといっていますが、ママがすごくディズニーが好きというのを知っているのなら、ぜひディズニーのグッズを贈ってあげてください。
また、「安いものでいいからとにかくたくさん欲しい!」と言っていたのなら、西松屋やしまむらで大量に買い込んで贈ってあげるのも全然OKですよ。
第1位 現金/ギフトカード/商品券
予算:3,000円~50,000円
元も子もないと言われればそのとおりなのですが、全員一致でやはり現金が最強でした。
100%誰がもらっても嬉しいこと間違いなしです。
お札をそのままというのはちょっと生々しくて抵抗がある……という場合は、商品券やギフトカードでもok。その際は、なるべく使えるお店の多い商品券を選ぶのがポイントです。
ギフトカードで一番人気は、なんといってもAmazonギフト券。
育児グッズはAmazonの通販だけでほぼすべて揃う時代です。
おむつやミルクなど、重たい買い物も多いので、Amazonは子育て家庭にとって、電気やガスのような生活インフラといっても過言ではありません。
商品券やギフトカードと一緒に、ちょっとしたプレゼントと合わせて贈るのもGOOD。
おすすめの+α
スタイになるご祝儀袋。
一般的なご祝儀袋は、どんなに可愛くても豪華でも、渡した後の使い道はなくなってしまいますが、このご祝儀袋はなんとスタイとして使うことができます。
珍しいので、もらったほうも驚くこと間違いなし。写真のように、バンダナ型のスタイで、男の子にも女の子にもオシャレに使えます。
現金だけじゃなくて、何か残るものをプラスアルファで送りたい…という場合にも最適です。
第2位 ちょっと高級なスタイ
予算:1,000~3,000円
強調したいポイントは「ちょっと高級な」というところ。
安いものがたくさんよりも、素敵なものを少しが喜ばれるコツです。
ブランド品や可愛いデザインのもの、名入れのものなど、「ファッションとしても、つけていると可愛い」というレベルのものをもらうと嬉しいのです。
「赤ちゃんは、よだれかけ(=スタイ)をとにかくたくさん使うから!」と思われがちですが、実はあまりよだれをたらさなくて、ほとんどスタイを必要としない子もいるのです。
事実、うちの長男は、ほとんどスタイを使いませんでした。
授乳のときはガーゼタオルで充分。
離乳食になればスタイでは物足りないので、お食事エプロンが必要になります。
第3位 ブランド物のベビー服(80cmサイズ)
予算:5,000円~10,000円
実は出産祝いで「一番たくさんもらった」という意見が多かったのがベビー服。
ただ、実はベビー服って喜ばれるハードルは結構高く、「ここだけの話だけど、一度だけ着せて写真を撮ったら、そのままお下がりにあげちゃった」という声に「そうそう!わかるー!」と同意の声が上がっていました。
ママに贈ると考えると、「いや、どんなものが好きかわからないし」と普通は洋服という結論には達しないのですが、赤ちゃんだと思うと気軽に贈ってしまいがち。
赤ちゃんのファッションは、ママの好みで選ばれるということを忘れてはいけません。
出産祝いの定番、キャラクターアイテムを選んだとしても「キャラクターものは着せたくない」というママも、かなりの割合でいます。
相手の好みがわからない場合は、安易に手を出さないほうが無難なのです。
どんなママにでも、比較的喜ばれるのはシンプルなデザインの「ブランド物」。
ここで言う「ブランド」はH&Mとかユニクロとかいう意味ではなく、「ファミリア」「ラルフローレン」「バーバリー」というレベルのブランドです。
2,000円を5着よりも、10,000円を1着。
1,000円を5着よりも、5,000円を1着。
高級なものを少しだけが、ここでもポイントになります。
「自分ではもったいなくて買わないようなもの」で、派手すぎず、ちょっとしたお出かけの時に着せてあげると可愛いものなら、比較的どんな好みのママにも使ってもらえます。
第4位 おむつ、おしりふき(ブランドを聞いてから)
予算:5,000円前後(おむつ3パック)
紙おむつに関しては消耗品なので、あれば嬉しいのは間違いありません。
ただし、おむつもおしりふきも、サイズやメーカーで合う合わないが、かなりシビアなアイテムなので、状況を確認せずに贈るのはNGです。
「布おむつ」派の場合は、まったく使わないこともあります。
「今使っているブランド・サイズを確認してから贈ってもらえるなら、本当にうれしい!」というママも多い人気アイテムです。
出産祝いで人気の「おむつケーキ」は慎重に。
可愛くて嬉しい!という声がある一方、「衛生的に受け入れられない」というママも一定数いることは覚えておいてください。
第5位 ブランケット、おくるみ
予算:1,000円~5,000円
多少好みがズレてしまっても、比較的使ってもらいやすいのがブランケット。
薄手のものなら、お出かけ時に持ち歩いて、外出先での気温の調整や、ベビーカーのひざ掛け、紫外線よけにもなります。
厚手のものなら、冬場のひざ掛けや、お出かけ先でゴロンと寝かせるときのマット代わりにも。
落ち着いたデザインのものを選ぶのがポイント。
ガンガン洗濯をすることになるので、レースひらひらや刺繍たっぷりなどは避けて、家庭で洗濯できる肌触りの良いものを選びましょう。
第6位 おしゃれな離乳食用スタイ、お食事エプロン
予算:1,000~5,000円
生後5,6ヶ月ごろから始まる離乳食のときに使うエプロン。
スタイ、よだれかけに比べて華やかなデザインのものや、超実用的なものなど様々な種類があり、数枚は必要になるうえ、産後すぐのママは用意していないことが多いアイテムなので、使ってもらえる確率もアップします。
ドレスのように可愛らしいエプロンもあるので、プレゼントにしても豪華でおすすめです。
第7位 こだわりのあるおもちゃ
予算:3,000~15,000円
天然木製の積み木や、楽器メーカーのトイピアノ、木製のおままごとセットなど、贈る側のこだわりが詰まった、長く使えるおもちゃ。
贈る側のセンスが問われますが、ハマれば赤ちゃんに長期間愛用してもらえます。
できれば、一度相手に「こういうものを贈ろうと思っているけどどうかな?」と一声かけると失敗しません。
ポイントは「遊び方が決められておらず、無限に広がるもの」。
子どもが自由に遊びを生み出せるおもちゃは、小学生くらいまで現役で使えます。
トイピアノなんて、大人になっても使えますよね。
第8位 消耗品
予算:3,000~10,000円
一般的な出産祝いランキングではあまりでてきませんが、ベビーソープ、ベビーシャンプー、保湿剤、UVケアなどの赤ちゃんに使う消耗品も、もらうと嬉しい堅実アイテム。
赤ちゃん用に作られているアイテムは、よほどのこと(重いアレルギー体質など)がなければ、どの赤ちゃんでもほぼ問題なく使えます。
万が一赤ちゃんの肌に合わなくても、ママやパパが使ってしまうことも出来るので問題なし。
好みにピッタリではなくても、どんどん使ってしまえるので、もらって困ることもありません。
可愛いギフトセットなどもあってプレゼントもしやすく、ママからも、普段使わないようなアイテムをお試しできるのは嬉しいという意見もありました。
第9位 タオル、バスタオル、ハンドタオル
予算:1,000~10,000円
赤ちゃんとの生活で「どれだけあっても、あるだけ使える」のが、まさにタオル類。
とにかくたくさん使うので洗濯回数も増え、劣化も早くなるので、新しいものがあればどんどん使えます。
赤ちゃんの肌に触れるものなので、今治タオルなど、国産で肌触りのいいアイテムがおすすめです。
第10位 相談の上で購入してもらった大物ベビーグッズ
予算:5,000円~100,000円
「相談の上で」が最も大切。
大型ベビーグッズはお値段もそれなりにするので、全部を自分で揃えるのは大変。
誰かにプレゼントしてもらえると嬉しいのは、間違いありません。
ただ、ベビーカーやチャイルドシート、ベビーベッドなどは部屋の広さや車のタイプ、住んでいる家、使い方によって必要なものが異なります。
ハイローチェアなどは、実際に赤ちゃんを乗せてみてからでないと「本当に乗ってくれるのか?」がわからないというのも、よく言われる話です。
大型グッズをプレゼントする場合には、商品名や型番まで指定してもらうか、一緒に買いに行くのがおすすめです。
おすすめの出産祝い比較表
プレゼントするアイテム | 難易度 | 予算 | 選ぶポイント |
---|---|---|---|
現金/ギフトカード/商品券 | 超低 | 3,000円~50,000円 | 100%誰に贈っても喜ばれる。 |
スタイ | 中 | 1,000円~3,000円 | ファッションとして可愛いもの。 |
ブランド物のベビー服 | 高 | 5,000円~10,000円 | 80cmサイズ。 シンプルなデザインのハイブランド品。 |
おむつ、おしりふき | 中 | 5,000円前後 | サイズやメーカーを確認してから。 おむつケーキは嫌がる人も。 |
ブランケット、おくるみ | 低 | 1,000円~5,000円 | シンプルなデザイン。 家庭で洗濯できる肌触りの良いもの。 |
お食事エプロン | 中 | 1,000円~5,000円 | お出かけのときに使える可愛らしいもの。 |
おもちゃ | 高 | 3,000円~15,000円 | 天然木などこだわりのあるもの。 長く使えるもの。 |
消耗品 | 中 | 3,000円~10,000円 | ベビー向けのギフトセットが安心。 ベビーソープ、ベビーローションなど。 |
タオル、バスタオル ハンドタオル | 低 | 1,000円~10,000円 | 国産で肌触りの良いもの。 |
大物ベビーグッズ | 超高 | 5,000円~100,000円 | 商品名や型番を指定してもらう。 一緒に買いに行く。 |
男子?女子?相手に合わせて贈るなら何がいい?
もう少し具体的に、贈る相手別におすすめのプレゼントをご紹介していきます。
一例ではありますが、現役ママが「欲しい!」と思ったプレゼントなので、迷ってしまっている場合には参考にしてみてください。
男の子の出産祝いにピッタリの「かっこかわいい!」プレゼント
ラルフローレンのベビー服ギフトセット。
ロンパース1枚と靴下が3枚入って、おしゃれなギフトボックス入りです。
ロンパースのデザインは選べますし、靴下は消耗品なので、たくさんあっても嬉しいアイテムです。
女の子の出産祝いにピッタリの「超キュートな」プレゼント
MARL MARL お食事エプロン:4,500円(税抜)
普段着のうえから着せるだけで、ドレスのように華やかになるお食事エプロンです。
撥水加工された生地で作られているので、ミートソースやカレーライスを落としても大丈夫。
丸めて小さくなるので、持ち運びもラクラク。
小さな女の子なら誰でも憧れるプリンセススタイルなので、少し大きくなって自我が芽生えてくると、自分からつけたがってくれます。
公式サイトで購入すると、おしゃれなラッピングや「のし」もつけてもらえます。
他にも素敵なデザインがたくさんありますよ。
二人目、三人目以降の出産祝いに喜ばれるのは「二人で使える」プレゼント
洛中高岡屋 せんべい座布団:10,000円~
上の子がいると、寝室に寝かせておくと赤ちゃんに目が届かなくなってしまうため、リビングに寝かされるのが二人目の基本。
軽くて簡単に移動ができ、窒息の危険も少ないせんべい座布団なら、フローリングの上でも赤ちゃんは快適に過ごせます。
一緒にゴロンとして遊べるので、お兄ちゃん&お姉ちゃんにとっても快適な居場所になります。
京都の老舗ふとん屋さんのオーダーメイド品。
名入れ刺繍やラッピング、「のし」もつけられて、出産祝いに最適です。
ママへ「お疲れ様&おめでとう」を贈るプレゼント
INIC × MARLMARL Mama & Baby Gift:5,819円(税込み)
授乳中でも飲めるデカフェ(ノンカフェイン)のコーヒーと、コーヒー風デザインのスタイのセット。
スタイはおしゃれなスタイのブランドとして有名なMARL MARLとのコラボ品でなかなかのレアものです。
コーヒーが好きなママでも満足できるおいしいデカフェコーヒーで、大忙しの育児の合間にほっと一息ついてもらえるプレゼントです。
好みやセンスを知っている友達に贈るなら、やっぱりベビー服
haruulala ベビー服ギフトセット:5,900円(税抜)~
趣味や好みがわかっている親しい友人に贈るなら、やっぱりベビー服が一番。
ママが好きそうなデザインを選んであげれば、失敗しません。
「haruulala」はママ向け雑誌にも掲載されている人気のオーガニックベビー服ブランド。
男の子向けにも、女の子向けにも可愛いデザインのベビー服ギフトセットが揃っています。
兄弟・姉妹なら欲しい物を聞いて!大型育児用品もおすすめ
兄弟姉妹なら、「どれがほしい?」と聞いてしまうのが一番良いのですが、難しいようなら「抱っこひもでいいかな?」と一言聞いてから、↓こちらがおすすめ。
エルゴベビー オムニ 360 メッシュタイプ:31,900円(税込)
2020年5月現在、一番人気の抱っこひも。
エルゴベビーは10年以上、「抱っこひもといえばエルゴ」というくらいメジャーなので、その最新モデルならまず失敗はありません。
一般的な抱っこひもに比べて、肩や腰が楽で、長時間抱っこ&おんぶしていてもつかれないスグレモノです。
職場の上司・部下・同僚へ贈るなら、選べるギフトはハズレなし
ベビーとママがもらって嬉しいプレゼントがたくさん集まったカタログギフト。
3,800円(税抜)~32,400円(税抜)
どんなものが喜ばれるかわからない…。
代表して買ってくることになっちゃったけど、何を贈ればみんなは納得してくれるんだろう…と悩んでしまったときには、カタログギフトが最適。
贈られたほうが好きなものを選べるので、好みを外してしまう可能性も、誰かとダブってしまう危険もありません。
喜んでもらえる可能性が高い上、現金ほど生々しくはないので贈りやすいアイテムの一つです。
娘・息子へ贈る孫の出産祝いは、要望を聞いてから
赤ちゃんのママ&パパが一番気兼ねなく「欲しい物」を伝えられるのは、やっぱりじいじ&ばあば。
可能なら、一緒に買い物に行ってほしいものを買ってあげてください。
今はまだ何がほしいかわからない…ということであれば、やはり現金を送ってあげるのが一番です。
予算で選ぶ!価格帯別の喜ばれる出産祝いリスト
気をつかわせないプチギフトに。1000円以下のプチプラプレゼント
ハンドタオル、タオルなどの気軽に使えるものがおすすめ。
赤ちゃんとのおでかけにはハンカチだと給水性能的に物足りないので、ハンドタオルを持ち歩くママが多いのです。
たくさん使うアイテムなので、可愛いものがあると気分もあがります。
名入れができれば特別感がでますし、児童館などにお出かけすることも多いので、落としても安心です。
予算3000円以下で贈る出産祝い
MARL MARLまあるいよだれかけ:2,200円(税抜)~
つけ襟のようにオシャレな360度スタイ。
見た目が可愛らしいだけでなく、汚れたらくるっと回せば何度でも使える実用性も人気のアイテムです。
名入れもOK。ラッピングもOK。
もちろん男の子用にも可愛いデザインがたくさんあります。
予算5000円以下で贈る出産祝い
イギリスのキャサリン妃が退院の時に使用していたエイデンアンドアネイのおくるみ。
肌触りの良さと、海外セレブ御用達ということで、ママ達の間でも特に人気の高いブランドです。
肌触りの良いモスリンコットン素材なので、おくるみだけでなく、授乳カバーやブランケット、タオルとしても使用できるアイテム。
予算10,000円以下で贈る出産祝い
ボーネルンド オリジナル積み木 S:9,130円(税込)
知育おもちゃブランドの「ボーネルンド」製の積み木。
日本製で正確な形と安全性にこだわった、赤ちゃんの「生きる知恵」を育むおもちゃです。
積み木は決められた遊び方がないので、おすわりでものがつかめるようになる1歳前から、小学生くらいまで長く遊べます。
派手な色がついていないので、遊ばなくなった後はインテリアとして飾ってもオシャレ。
ボーネルンドは室内遊び場もプロデュースしており、玩具ブランドとしてはママたちの間ではかなりの知名度と信頼度があります。
予算30,000円で贈る出産祝い
fotowaギフト券:26,180円(課税対象外)
75枚以上の写真データ、フォトグラファー指名料、60分の撮影料、出張料が含まれた撮影ギフト券。
最近は「ニューボーンフォト」と言って生まれたばかりの赤ちゃんの写真をプロに撮ってもらうのが流行りです。
新生児の赤ちゃんはお外にでられないので、出張撮影が基本。
web上から好きなカメラマンさんを選んで申し込める指名料までセットにしてプレゼントすることが出来ます。
どんな出産祝いよりも、一番思い出に残るギフトになること間違いなし。
ここだけの話!ママ達がもらって困った出産祝い
贈ってもらえるのは本当にありがたいし、気持ちは本当に嬉しいのですが、「正直なところ、もらっても困ってしまった」というプレゼントは、ほとんどのママが経験しているのです。
匿名を条件に、ズバリどんなものが困ったのかを話してもらいましたので、頭の片隅においておくと、失敗しない出産祝い選びができると思います。
「ベビー食器がかぶって、大量に届きました。
ベビー用のって、幼児になるとあまり使わない形やサイズなので、結局開封すらしなかったものも……。もったいないやら申し訳ないならで、心苦しかったです」
「義理の親戚からベビー服が届いたのですが、すごく派手なキャラクターもので……。
私がキャラクターものをあまり好きではないので、結局着せることはありませんでした」
「職場の方からおむつケーキをもらいました。華やかで素敵だったのですが、組み立てるまでにいろんな人に触られていると思うと、ちょっと衛生面で心配になってしまって……。
なんとなく手が出ずに後回しにしていたら、結局使わずじまいになっちゃいました」
「友達にSサイズの紙おむつを大量に贈ってもらったのですが、あっという間に小さくなってしまって、半分も使えませんでした。
あんなにすぐサイズアウトしちゃうものだとは……」
「可愛い哺乳瓶をもらったのですが、うちの子は完全母乳でミルク拒否だったので、一度も使うことなく終わってしまいました」
生活スタイル、赤ちゃんの状況によっては、贈っていただいたものを使いたくても使えないということが結構あります。
また、いろいろな人から同じものが届いて…というのも、結構あるようです。
出産祝いで失敗しないためには、「万が一かぶってもOKなもの」を選ぶのもポイントになります。
ベビー服やおむつなどは、余裕をもったサイズ選びをするのも大切です。
特にベビー服の50~70cmのサイズは、外出できるようになるまえにサイズアウトしてしまうことも多いので、プレゼントでは避けたほうが無難です。
まとめ:喜ばれる出産祝いを贈るには
絶対に失敗したくないなら、相手の欲しい物を聞いて贈ってあげるのが一番です。
プレゼントするアイテムは「良質なものを少し」「デザインはシンプルなもの」を選ぶのが基本。
また、いくつあっても困らないものを選ぶと、万が一誰かとかぶってしまったときでも、使ってもらうことができます。
どうしても決められなければ、現金や商品券を贈るというのも候補に入れて考えてみてくださいね。