薬剤師で3児の母、ゆりです。
「ベビーローション」として売られているものだけでも、色々なメーカーや種類があって、「どれを選べばいいのかわからない!」と混乱してしまいますよね。
赤ちゃんの肌に直接、毎日つけることになるベビーローション。
安心して使い続けるために、選ぶポイントと薬剤師ママから見て「我が子に使い続けたい!」と思うベビーローションのランキング、使い方やベビーローションを使う上で浮かんでくる様々な疑問にもお答えしていきます。
ぜひ、赤ちゃんのツルスベ肌のために役立ててくださいね。
赤ちゃんに安心して使えるベビーローションを選ぶポイント
トラブルがある場合にピンポイントで使用するには構いませんが、毎日使用する赤ちゃん向け(とくに新生児向け)ローションでは、不必要な刺激成分は避けたほうが良いと考えていますので、こちらではおすすめしていません。
- 使い続けやすい価格か
- なめてしまっても安全か
- 肌に優しい成分で作られているか
- きちんと保湿されるか
- ボトルの形状、伸びの良さなどの使いやすさ
大切なのは、「安全性」「保湿力」「使いやすさ」。
ここを頭に入れて選んでいくと、失敗しません。
【安全性】安全、安心なもの
基本的に、赤ちゃん向けとして日本国内で販売されているものは、ある一定の安全基準はクリアしていると考えて大丈夫です。
安心・安全というと「=オーガニック」と言われることも多いのですが、オーガニックであっても赤ちゃんによってはアレルギーを引き起こしてしまうことがあったり、オーガニックでなくてもしっかりした検査を受けている安全なものもあります。
単純にオーガニックか否かではなく、きちんとママが精査して選ぶことが大切。
関連記事[無添加?オーガニック?]赤ちゃんに使える本当に安全な保湿剤を選ぶには?
また、時々「ママのボディクリームを、そのまま赤ちゃんに塗っている」という方もいるのですが、ママ向けのボディクリームは合成香料や保存料がたっぷり含まれていたり、成分が赤ちゃんにとっては多すぎたりということもあるので、併用をするなら、「赤ちゃんのベビーローションをママも一緒に使う」ほうをオススメします。
【保湿力】きちんと保湿されるもの
ベビーローションには、大きく分けて「うるおいをプラスする成分」と「うるおいを守る成分(保湿成分)」が配合されています。
うるおいをプラスする成分は、お肌に直接水分を届ける働きがメインですが、商品によっては炎症をおさえる成分や、お肌の健やかな成長を助ける成分も含まれています。
うるおいを守る成分は、主にオイル系の成分。
ベビーローションではよく、オリーブ油やホホバ油、シアバターなどの天然由来のものが使われています。
お肌に薄い膜をはる感覚で、せっかくプラスした潤いを外へ逃さない働きと、外部の刺激からお肌を守る働きを持っています。
もちろん、「この成分が入っていればバッチリ」ということはなくて、おなじ成分が入っていても赤ちゃんのお肌の状態によって、十分に保湿されることもあれば、ちょっと物足りないこともあります。
保湿効果が物足りないようなら、プラスしてオイルやクリームを使っていくのもアリなので、お肌の状態をよくチェックしてあげてくださいね。
関連【薬剤師ママが選ぶ】赤ちゃんの保湿クリーム(ベビークリーム)口コミランキングBest15!
【使いやすさ】塗りやすいもの
寝返りやハイハイが始まると、赤ちゃんはスキンケア中に大脱走を始めます。
パパっと手早く塗るためには、塗りやすさも大切。
伸びが良い、
取り出しやすい、
ベタベタしない
…などのポイントが満たされていると、塗りやすくて楽です。
【プラスアルファ】赤ちゃんのお肌の状態に合っているもの
赤ちゃんのお肌は、季節、湿度、月齢などで大きく揺らぎます。
少し前までは脂ギッシュだったのに突然カサカサになったり、それまでちょうどよかった保湿剤なのに、突然プツプツが出始めたり。
大人の場合のように1種類をずっとリピートするものだとは考えずに、お肌の状況によって保湿剤をチェンジして行ってください。
売れ筋の人気ベビーローション10種を徹底比較!
おすすめはどれ?ベビーローション実力ランキング!
ベビーローションは成分も価格帯も様々。
何を重視して選ぶかによって「良い」「悪い」も変わってきます。
一番気になる「コスパ別」「成分別」に、実際に使って選んだおすすめアイテムをランキングしてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
コスパ重視のおすすめベビーローションランキング
値段が高ければ良いものに間違いないだろうけど、続けて使うのはちょっと大変。
お財布事情にあったものを選ぶのも大切!という方は、こちらから選んでみてください。
ママ&キッズ ベビーミルキーローション
しっかり保湿成分が含まれていて、お肌に優しい成分なのに続けやすい価格が嬉しい!
ベビーローションでは珍しく1,880円(税込/送料無料)でベビーソープからクリームまで試せる「ベビーはじめてセット」が用意されているので、悩んでしまったら、まずはこちらのはじめてセットを使ってみるのが一番。
お手頃価格なのにきちんと保湿!
コスパ良好&無臭で、使い続けやすいベビーローション。
産院でも推奨されている、ママたちの間でも「定番」というくらい人気のベビーローション。
赤ちゃんのお腹の中の環境をお手本にした成分でお肌のバリア機能を補って、すこやかな肌状態をキープしてくれます。
皮膚科医と小児科医の協力のもとで開発され、成分も徹底的にチェックされているので、お肌が敏感な子でも安心。万が一目や口に入ってしまっても大丈夫です。
匂いもまったくないので、香りが苦手な方にもおすすめです。
どうしても、安心安全で保湿効果の高いベビーローションはお値段も高くなりがちなのですが、価格もお手頃でたっぷり使えるバランス感は抜群です。
価格 | 【通常】150ml/1,980円、380ml/4,620円 【ベビーはじめてセット】1,880円(税込/送料無料※クーポン利用時) |
保湿成分 | ベビーズエマルジョン、8種のうるおいアミノ酸 |
無添加 | 無香料、無着色、パラベン無添加、アルコール(エタノール)無添加、鉱物油無添加、石油系界面活性剤無添加 |
香り | なし |
総合評価 |
私もこちらを試したら使い心地が気に入って、長く愛用していました。
化粧品もラインで揃えたい派だったので、ソープからクリームまでが同じブランドで揃っているとなんとなく安心する…という、私のようなママにはぜひおすすめ。
1,880円(税抜/送料無料※クーポン利用)の「ベビーはじめてセット」では、ベビーローションの本商品(150ml)に加えて、ボディソープ、ヘアシャンプー、ベビークリーム、日焼け止めと赤ちゃんのスキンケアに必要なものが一通り揃っていますので、スキンケアデビューの赤ちゃんにもぴったり。
ほとんどの赤ちゃん用品店やデパートなどで購入できますが、本来は2,880円の「ベビーはじめてセット」が、公式サイトで購入すれば1,000円オフのクーポンがついてくるので1,880円。さらに購入後にも1,000円のクーポンがついてきて、実質880円になってしまいます。
ミルふわ ベビーミルキーローション
プチプラの価格帯で、ドラッグストアでも購入しやすいベビーローション。
プチプラのベビーローションは刺激になる成分が含まれていたり、保湿力が心配なものが多い中、値段の割におすすめできるアイテム。
育児中は何かとお金がかかるから節約したい!
でも、きちんと保湿されないと意味がない…という方にはこちら。
水と油のバランスにこだわったうるおいケア。
赤ちゃんの肌にやさしい保湿ケアでうるおいを守ります。
水溶性保湿成分の「オリゴ糖」「イノシトール」と、水分を逃さない「セラミド」「リン脂質」配合。
さっと伸ばせてベタつかない乳液タイプです。
価格 | 【参考価格】 300ml/ 1,188円 |
保湿成分 | オリゴ糖・イノシトール・リン脂質・セラミド |
無添加 | 無香料・無着色・パラベン無添加・ノンアルコール・無鉱物油・乳由来成分不使用 |
香り | なし |
総合評価 |
300ml/1,000円前後以下のプチプラなベビーローションはどうしても、保湿成分が物足りなかったり添加物が気になったりするのですが、和光堂のミルふわは、パラベンフリー&ノンルコールでお肌が敏感な赤ちゃんにも使いやすい配合。
セラミドをはじめとした保湿成分もきちんと配合されているので、保湿力も合格ラインです。
ポンプタイプはとにかく扱いやすいのがGOOD。
たっぷりだしてたっぷり塗ってあげられるので、ベビーマッサージの際にも使いやすかったです。
赤ちゃんに安心な物を使いたいけど、あまり高いものは続けられない…という方にもピッタリ。
ジョンソン ベビーローション 無香料
家族みんなで使えるコスパ抜群の定番ベビーローションです。
我が家の小学生男子愛用品です。
ベビーローションの中では最安値クラス。
ベビーローションを販売している売り場で、売っていないことがないというくらいの入手しやすさもGOOD。
家族みんなでたっぷり使えます。
長年愛されていて、大きなトラブルが起きていないのも安心のポイントです。
価格 | 300ml/オープン価格(実売700~1000円程度) |
保湿成分 | ベビー保湿成分(グリセリン)、ベビーオイル |
無添加 | 無着色・無香料 |
香り | なし |
総合評価 |
保湿成分がグリセリンとベビーオイルだけなので、やや保湿力は物足りない感じですが、それほど乾燥肌ではない子のケアには、問題のないくらいの保湿力です。
幼稚園以降でお肌が丈夫な子なら、ジョンソンのベビーローションで充分。
無理なく保湿を続けてあげることも大切です。
ただし、ジョンソンのベビーローションの中でおすすめできるのは、基本的に無香料のもののみ。
「微香性」タイプや「すやすやタイムローション」も使用してみましたが、どちらもかなり香料がきついです。
人によってはいい香りと感じるかもしれませんが、赤ちゃんにとってはちょっとニオイがきつすぎるかな…というのが、正直なところです。
成分重視のおすすめベビーローションランキング
純粋に成分を見て、安心安全&保湿力だけで勝負したランキングがこちら。
赤ちゃんには少しでも良いものを…という方向け。
特にお肌の弱い子、アレルギーがある子の場合は成分を重視して選んであげてください。
anone ファーストミルクローション
ビタミン・ミネラル・アミノ酸がたっぷり詰まったお米を使用。酵母のパワーで、お肌に雑菌が増殖するのをおさえて、うるおいを守る菌が増えやすい環境をつくってくれます。
さらに、ボタニカル成分でお肌にうるおいをプラス。
花粉、ほこり、PM2.5、汗などからお肌を守ります。
28種類のアレルギー物質不使用、そのほか不必要な成分はすべて不使用。
肌への刺激がないように、スティンギングテスト、モニターテスト、アレルギー検査をすべてクリア済み。
新生児から安心して使用できます。
価格 | 【定期(ベビーウォッシュ+ミルクローションのセット)】初回2,480円、二回目以降4,336円(税抜) ※定期縛りなし。一回でも解約可能。 【通常】2,640円(税抜) |
保湿成分 | コメ発酵液 |
無添加 | 石油系界面活性剤、合成着色料、パラベン、フェノキシエタノール。鉱物油、ナノ原料、合成香料不使用 |
香り | - |
総合評価 |
最近話題の「菌活」に注目した、うるおい菌をお肌に増やすことで、お肌のバリア機能を高めるベビーローション。
米発酵エキスと植物セラミドでしっとり肌へ。医師監修で開発されているので、成分の面でも安心です。
お米の発酵エキスのほかにも、ツバキ種子油、ヨモギ葉エキス、オウゴン根エキス、チャ葉エキスなど様々な植物成分が配合されていて、やさしくお肌の調子を整えてくれます。
アレルギー物質も主な28種類は排除されているので、アレルギーの心配な子でも比較的安心して使えます。
&UTAミルクローション
28品目のアレルギー物質、たんぱく質、動物性原料、102種類の旧表示指定成分や刺激物を排除した配合で、アレルギーの心配がある子もない子も比較的安心して使えます。
美肌菌バランスをサポートするヒト由来の乳酸菌「エンテロコッカスフェカリス」をはじめ、うるおいのもとになる4種のアミノ酸、保湿力と美肌効果が古くから注目される黒砂糖エキスなど、お肌に負担が少なくやさしい保湿成分をたっぷり配合しています。
価格 | 【定期】初回1,580円(税抜)、二回目以降4,158円(税抜) 【通常】4,620円(税抜) |
保湿成分 | ヒト由来の乳酸菌、黒砂糖エキス、4種のアミノ酸、ホホバ種子油、スクワラン |
無添加 | アレルギー特定原材料等28品目、動物性原料、タンパク質、12の無添加処方 |
香り | ラベンダー&グレープフルーツ(天然アロマの香り) |
総合評価 |
さらっとして肌なじみが良いので、赤ちゃんのお肌に負担をかけることなく全身を保湿することができます。ベビーマッサージのお供にもおすすめ。
ぽってりとしたボトルは安定感が良く、赤ちゃんを片手で支えながら片手だけで使うことができて、ちょっと動くようになってきた子でもストレスなく使えます。
ラベンダーとグレープフルーツの香りは、天然アロマでふわっと香る程度。数分で消えてしまうので赤ちゃんへの影響も心配ありませんし、保湿タイムを毎日忙しいママの心がリラックスできるひと時にしてくれます。
アロベビーミルクローション
エコサート認証つき99%以上天然由来成分の国産オーガニックミルクローションです。
オーガニック認証団体の世界標準ともいわれる「エコサート認証」取得。
開発から生産までがMade in Japanの純国産ベビーローションです。
オリーブ油、シア脂、ホホバ種子油、ひまわり種子油などの保湿成分に加えて、イタドリ根エキス、オウゴンエキスなどのお肌を整える成分も配合。
こだわりの天然成分で、赤ちゃんのお肌をすこやかに保ちます。
天然アロマのラベンダー&ローズの香りでママと赤ちゃんがリラックスできるのも、うれしいポイント。
価格 | 【定期】初回980円、二回目以降2,070円(税抜)※5回継続必須 【通常】2,300円(税抜) |
保湿成分 | オリーブ油、シア脂、ホホバ種子油、ひまわり種子油、イタドリ根エキス、オウゴンエキス |
無添加 | アルコール、合成ポリマー、鉱物油、シリコン、石油系界面活性剤 |
香り | ラベンダー&ローズ |
総合評価 |
香りがよく、サラッとして塗りやすいベビーローション。
オーガニック製品ですが、しっかりと保湿もされますし塗り心地も抜群。
お肌を整える成分がたっぷり配合されているので、お肌にトラブルを起こしやすい赤ちゃんにもおすすめです。
赤ちゃんに香りはどうかな~?と思ったのですが、塗ってあげるととても気持ちよさそうにしていました。
上の子達にも「いい匂い~!」と好評だったので、やはりオーガニックの香りは子どもも好きな子が多いみたいです。
なにより、ママがとてもリラックスできる良い香りです。
ベルタベビーローション
使う前にシェイク!という方法で、界面活性剤不使用を実現しています。
アレルギーにも気を使った配合で、新生児から安心して使えます。
界面活性剤を使用していないのに、ちゃんとうるおいをプラスするローション機能とうるおいを守るオイル機能をあわせ持っているのが特徴。
保湿オイルとして、ホホバ種子油、コメヌカ油、オリーブ果実油と、3種のボタニカルオイルを配合。
アレルギーの原因になる特定原材料をはじめ、タンパク質も配合されていないので、アレルギーを起こしやすい子にも安心です。
香りはやさしいラベンダー。
もちろん100%天然精油を使用しています。
価格 | 【定期】初回980円、二回目以降2,480円(税抜) 【通常】2,980円(税抜+送料660円) |
保湿成分 | ホホバ種子油、コメヌカ油、オリーブ果実油 |
無添加 | 界面活性剤、鉱物油、アルコール、防腐剤、 着色料、合成香料、紫外線吸収剤、シリコン、 合成ポリマー、動物由来原料、酸化防止剤、石油由来原料 |
香り | ラベンダー |
総合評価 |
ローションだけではすぐにカサついてしまう…という子には、オイルやクリームとの併用をすすめるのですが、ベルタベビーローションは一本でその両方の働きをしてくれるので、カサつきやすい子にもおすすめです。
一番バランスが良くておすすめできるのは「ママ&キッズ」
「ママ&キッズ ベビーミルキーローション」がオススメな5つの理由
- トライアルセットでまずはお試しできる
- ベビーソープ、シャンプー、ローション、クリーム、日焼け止めまでラインで揃えられる
- 胎脂に近い成分の保湿成分
- 羊水に含まれる成分のうるおい成分
- 公式通販で買うとトライアルセットが実質タダ
10種類のベビーローションを片っ端から子どもたちに塗って、徹底的に比較してみた結果、まずはコレを使ってみて!とおすすめしたいのは「ママ&キッズのベビーミルキーローション」。
150ml入って1,800円とそれほど高くない価格設定なのに、常に中身が空気にふれないボトルを採用。不要な防腐剤を使用しない設計になっています。
新生児や、特にお肌の弱い子にとっては、ちょっとしたパラベンやエタノールでも刺激になってしまうことがあるので、不使用なのは安心ですよね。
うるおい成分も保湿成分も、お腹のなかの環境に近い成分で、安心して使えるのも嬉しいポイント。
乾燥しやすい次男でも、夏場はローションだけでも大丈夫。
冬場はママ&キッズのクリームをプラスすれば、ほぼ痒がることもなく快適に過ごせました。
ベビーソープ、ベビーシャンプーとローション、クリーム…赤ちゃんのスキンケアにはいろいろなアイテムが必要になってくるのですが、違うブランドのものを合わせるのは、成分同士が影響し合ったり、匂いが混ざったりとちょっと心配。
同じブランドのラインですべてを揃えられるのが、一番安心して使えますよね。
最後の決め手としては、トライアルセットですべてが試せること。
赤ちゃんに使うものは、おむつだって「合う」「合わない」があるのに、お肌に塗るものならなおさら。
やっぱり試してみないと不安です。
また、スキンケアアイテムをすべてまとめて試せるので、これからスキンケアを始めよう!というママ&パパにとっても、いっぺんに試せて楽&お得。
しかも、公式通販でトライアルセットを購入すると1,000円OFFのクーポンがついてくるので、実質タダで入手できてしまうのです。
まずはママ&キッズのトライアルセットを試してから、合わなければ他を考えればよいのでは?というくらいおすすめです。
気になるベビーローションについてのQ&A
ベビーローションはいつから塗るの? 新生児にも必要?
ベビーローションは「生まれた日から」使うのが大切。もちろん、新生児にも大切です。
産後の入院中はなかなか難しいという場合は、退院して最初に沐浴をしたあとから始めてください。
新生児期は特に乾燥しやすいので、首や足のシワもしっかり広げて塗ってあげてください。
ベビーローションの使い方は? いつ・どれくらい塗ればいい?
朝と夜(入浴後)に、肌を清潔にしてから全身にたっぷり塗ってあげるのが基本の使い方です。
細かい手順に関しては、こちらの記事を参考にしてみてください。
パッチテストって何?どうやるの?
ベビーローションやクリームなどが、赤ちゃんのお肌に合うかどうかを「お肌にちょっとだけつけて様子をみる」テストがパッチテストです。
アレルギーを持っている赤ちゃんや、お肌が弱い子の場合は、全身に塗る前にパッチテストをしてみることをおすすめします。
- 太ももの内側などのお肌が柔らかい場所に、絆創膏などにベビーローションをつけた状態で貼り付けます。
- 48時間(約二日)程度しばらく待ちます。
- 絆創膏をはがして、塗った場所が赤くなったり、腫れたりしていなければokです。
塗った場所に明らかな変化がある場合は、使用を中止してください。
やっぱりベビーローションはオーガニックがいいの?
オーガニックと聞くと、なんとなく安心な感じはしますよね。
オーガニックは有機と同じ意味で、農薬や化学肥料に頼らずに、自然にやさしい方法で育てられ、作られているもののこと。
自然に優しく、天然の素材なのは確かです。
地球環境の面からも、大切にしたい考え方ですよね。
ただ、素材が安心だからといって、赤ちゃんのお肌にトラブルが絶対に起きないというわけではありません。
天然由来成分でも刺激が強いものや、合成物質であっても刺激がほとんどないものもたくさんあるのです。
オーガニック=良いもの、合成物質=悪いものと決めつけずに、大切なのは、赤ちゃんのお肌にきちんと合ったものを選ぶこと。
当然ながら、オーガニック製品を選ぶなら、きちんと認証マークのあるものを選びましょうね。
関連【薬剤師ママ徹底解説】オーガニックのベビーローションBest3!本当に安心して使えるものを選ぶには?
ベビーローションと、ベビーオイル、ベビークリームの違いは? 使い分けは?
赤ちゃんによく使われる保湿剤には、ベビーローション、ベビーオイル、ベビークリームの3種類があります。
ベビーローションは、乳液タイプや化粧水タイプのもので、スキンケアの基本になるアイテム。
まずはベビーローションから初めて、保湿力が物足りないようならクリームやオイルをプラスしていくのをおすすめします。
関連【薬剤師ママが選ぶ】赤ちゃんの保湿クリーム(ベビークリーム)口コミランキングBest15!
保湿力の高いベビーローションは?
ベビーローションの保湿力は、成分によって変わります。
こちらの成分重視のランキングが、ほぼ保湿力順になっていますので、参考にしてみてください。
これらのベビーローションを使っても保湿力が足りない場合は、ベビークリームをプラスしてあげてください。
(湿度の高い季節はベビーローションのみ、乾燥する季節や、口元などのカサカサしやすい部分だけにクリームを上から塗ってあげるのもおすすめです)
関連【薬剤師ママが選ぶ】赤ちゃんの保湿クリーム(ベビークリーム)口コミランキングBest15!
ベビーローションの使用期限ってあるの? 保管方法は?
スキンケア商品には、使用期限の表示は必須ではないため、書かれていないことがほとんどです。
基本的に、未開封で通常の環境に保存した場合は、製造後3年は品質が変わらないように作られています。
未開封で、通常の環境に保存した場合は、製造後3年間は品質が変わらないようにお作りしています。
ただし高温多湿や直射日光のあたる場所、大きな温度変化がある場所に保管した場合には、中身が変質している場合もあります。
開封して変な臭いがしたり、変色しているような場合にはご使用をお控えください。開封後は高温多湿や直射日光を避けて頂き、なるべく早くお使いください。
(ピジョン お客様サポートより)
こちらにもある通り、開封後は高温多湿や直射日光を避けてなるべく早く使い切りましょう。
ベビーローションは顔にも塗っていいの? 頭皮は?
全身に使えますので、もちろん顔にも塗って大丈夫です。
ママの乳液代わりに、ママの顔につけても大丈夫。
頭皮がカサカサする子は、頭皮にも塗ってあげてください。
さらっとした塗り上がりのベビーローションなら、髪の毛がベタつくこともありませんが、多少髪の毛がベタっとしても、赤ちゃんの場合は特に問題はありません。
乾燥でかゆくて頭をかきむしるほうが良くないので、地肌にもしっかり塗ってあげてください。
ただし、頭皮がジュクジュクしていたり、かさぶたになっている場合は、皮膚科や小児科を受診してくださいね。
ベビーローションで日焼けするってホント?
「ベビーオイルで日焼けする」というのがどこかで「ベビーローションで日焼けする」になってしまったのか、ときどきこんな心配をしている方がいます。
結論からいうと、「日焼けしません」し、「ベビーローションを塗って太陽にあたっても、シミになったりもしません」。
昔の精製技術の低い時代に、オイルに不純物が入っていてそれを塗ることでシミになることがあったそうなのですが、現在のベビーローションはもちろん、ベビーオイルも、とても高い技術を駆使して作られていますので、全く心配はいりません。
(ちなみに、日焼け用のオイルは「日焼けしやすくなる」のではなくて「日焼けしたときに赤くなるのをふせぐ」のが目的です)
もちろん、赤ちゃんが日焼けしてしまったときには、ベビーローションでしっかり保湿してあげてください。
旅行に行くときのベビーローション、どうやって持っていく?
旅行に行くときや、実家に帰省するとき、どうやってベビーローションを携帯するかは悩みどころです。
短期間ならば、携帯用のボトルに詰め替えて持っていっても大丈夫なのですが、赤ちゃんに使うものなので、バイ菌がはいったら…と気になりますよね。
我が家の場合は、ポンプ式のベビーローションだったので、購入したときについてきた「ポンプが押されないように、ポンプの首にはめるパーツ」を保存しておいて、持ち運びのときはそれをはめた上で、ジップロックなどのビニール袋に入れて持ち運んでいました。
それでもやっぱりちょっと漏ってしまったりもしたので、今オススメするとしたら、トライアルセットのあるベビーローションを購入して持ち運ぶこと。
個人的には950円で、シャンプーからベビーソープ、ベビーローションにクリームまでついてきて、これ1セットでokの「ママ&キッズ」がおすすめです。
トライアルセットや試供品のあるベビーローションは?
化粧品ではおなじみなのですが、ベビーローションでトライアルセットや試供品のあるものって、実はあまりありません。
まずはトライアルセットから始めてみたいという場合は、「ママ&キッズ」がおすすめです。
ベビーシャンプー、ベビーソープ、ベビーローション、ベビークリームと赤ちゃんのスキンケアを一通り試せるので、「とりあえず必要らしいんだけど、何を買えば良いのかわからない…」と悩んでしまった場合は、ママ&キッズのトライアルセットを使ってみれば、自分の赤ちゃんに何が必要で何が不要かの判断もできます。
たとえば、あまりお肌が乾燥しない子なら「ベビーローションだけで大丈夫だから、クリームはいらない」と判断できたり、「うちの子はクリームもたっぷり塗ったほうがお肌の調子がいいかも」とわかったり、「うーん、まだシャンプーはいらないかな」なんていう判断もできますよ。
まとめ:ベビーローションは安全性と保湿力で選ぶ!
ベビーローションは毎日お肌につけるもの。
また、赤ちゃんの場合はベビーローションを塗った手を舐めてしまう…など、口に入ってしまうこともよくあります。
まず大切なのは、安全性。万が一口にはいっても安心なものを選びましょう。
つぎに大事なのは保湿力。
きちんと潤いを与えて、それを逃さない配合のものを選びたいところです。
値段よりも、保湿力、成分の安全性にこだわって選びたい場合は「anone first milk lotion」
」。
医師監修で天然成分99%。お肌のバリア機能を高めてくれるベビーローションです。
安全性、保湿力、価格のバランスが一番良いのは「ママ&キッズ ベビーミルキーローション」。
トライアルセットを実質無料で試せるので、まずは試してみてくださいね。